Loading

Pay-easy(ペイジー)で税金を支払う方法

こんにちは、左右公認会計士事務所のNSです。

法人・個人を問わず、税金や各種料金の支払いは日常業務の中で避けて通れないものです。特に納付期限が迫っている時や他の業務が立て込んでいる時は、「銀行に行く時間がない…」とお困りの方も多いのではないでしょうか?
そんな時に便利なのが、「Pay-easy(ペイジー)」という電子納付サービスです。国税・地方税・社会保険料などの様々な支払いを、24時間いつでもオンラインで完結できる便利な仕組みです。今回は、Pay-easy(ペイジー)を使って実際に税金を支払う方法を、具体的な手順と併せてご紹介いたします。

Pay-easy(ペイジー)とは

Pay-easy(ペイジー)は、スマートフォンやパソコンから税金や社会保険料、公共料金などを支払える電子納付サービスです。
従来は、紙の納付書を金融機関の窓口に持参して支払う必要がありましたが、2007年にこのサービスが開始され、インターネットバンキング等からの支払いが可能になりました。
Pay-easy(ペイジー)は、「日本マルチペイメントネットワーク運営機構(JAMMO)」という公的機関と民間企業が共同で運営する組織により提供されている、信頼性の高いサービスです。

Pay-easy(ペイジー)でインターネットバンキングから税金を支払う手順

端的に言えば、「e-TaxやeLTAXから番号(納付情報)を取得し、それをネットバンキングに入力するだけ」なのです。初めての際は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればとても簡単です。

納付情報の取得から行う場合は①から、すでに納付情報をお持ちの場合は③の手順から開始できます。
(私どもでは、顧問先様の納付情報を当方で取得し、お伝えする形をとっています。)

①e-Tax(国税)または eLTAX(地方税)に利用者登録をする
→初めて利用する場合は、それぞれの公式サイトから利用者登録を行ってください。

②「納付情報登録依頼」を作成
→各サイトにログインし、メニュー「申請・納付手続を行う」→「新規作成」→「納付情報登録依頼」を選択し、提出先税務署や税目・会計期間・金額などを入力します。入力後、「収納機関番号」「納付番号」「納付区分番号」等の納付情報が発行されます。
※この納付情報には有効期限があります。期限内かつ納付期限までに手続きを済ませましょう。期限が過ぎた場合は、納付情報の再発行が可能です。

③ インターネットバンキングにログインし、②の納付情報を入力
→「税金・各種料金の払込み(ペイジー)」などのメニューを選択し、②で取得した番号を入力します(メニュー名称は金融機関により異なりますが、ペイジーマークが目印です)。

▪Pay-easy(ペイジー)公式サイト:https://www.pay-easy.jp/

④内容確認後、支払いを実行
→ 即時に支払いが完了し、e-TaxやeLTAXの受信通知にも自動で納付情報が反映されます

Pay-easy(ペイジー)払いのメリット

Pay-easy(ペイジー)での支払では基本的に手数料が無料なので、余計なコストをかけずに支払ができるのは嬉しいポイントです。また、金融機関等に出向くことなく支払が完了するため、リモートワーク中や外出の難しい状況でも対応ができます。更に、24時間365日いつでも利用できるため、日中に時間が取れない方でも自分の都合に合わせて支払いを行うことができます。

まとめ

Pay-easy(ペイジー)は、パソコンやスマートフォン上で税金の支払いを完結できる非常に便利な電子納付システムです。初めて納税をする方や、これまでなんとなく紙の納付書でコンビニや銀行に出向いてお支払いをしていた方も、この機会にPay-easy(ペイジー)での支払いを試してみてはいかがでしょうか。初めにe-TaxやeLTAXへの利用者登録は必要ですが、これも特別手間がかかる作業ではありません。一度登録して慣れてしまえば、次回からの納付は格段にスムーズになります。

本ブログ記事が、皆様の支払手続を少しでもスムーズに進めるための一助となれば幸いです。

関連記事

  1. 親会社などへ支払う配当金の源泉徴収が2023年10月から不要にな…
  2. ふるさと納税について
  3. freee会計の使い方のコツ<未決済取引の消込>②
  4. freee請求書機能を使ってみた|導入から売上連携、自動作成まで…
  5. GoogleのAI『Gemini』に経費精算を頼んでみた
  6. スタッフの勉強会
  7. freeeへ税理士・会計士(アドバイザー)を招待する方法
  8. 社内DX 事例紹介<Google workspace①>

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP